備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2020.12.27

①ピクウィッククラブ下 ディケンズ ちくま文庫

②水の迷宮 種村季広 国書刊行会

③殉教者 加賀乙彦 講談社文庫

④新型コロナワクチン知らないと不都合な真実 峰宗太郎 日経プレミアシリーズ

⑤医学全史 坂井建雄 ちくま新書

 

①所要があり栃木に行っていた。しかし思ったより早く解放され、これから先もう来ることは当分ないだろうしということで何件かブックオフに寄ってから帰ることにしたのであった。さすが栃木は駐車場ありの店舗ばかりであり、店が広いだけあって見ごたえがあった。また、大型本や全集を並べられるスペースもあったのはすごいなあと思った。しかし荷風全集がどの店舗でも売られていたのは何だったのであろうか。たまたまか。。。にしても、下が手に入るのはいつのことやらと思っていたが、思ったより早かった。

②-⑤戻ってきてからの購入

国書刊行会から鏡花の選集が出ていて、そのスピンオフ企画なのであろうが、種村季広の鏡花論集成が刊行された。その中での目当てはちくま文庫から出ていた14巻版鏡花集成の解説である。自分も鏡花を読み始めた頃は岩波文庫で出ていたものを見繕っていたが、文庫で集成が出ているのを知りそちらを集めてみようと思っていた。しかし買おうと思った頃には絶版になっており、思った以上に出回っていないためブックオフではほとんどみかけず端本から集めようとする気にもならず、たまに古本市で全巻揃いで出てるかと思えば状態悪いかくそ高いかのどちらかで、そうこうしているうちに岩波から出ていた全集を端本で集め始めて結局揃ってしまったのであった。鏡花集成の解説自体はなかなかに秀逸だと聞いていたため、どこかで読んでみたいと思っていたが、こういう形で読めるようになるとは思っていなかった。ありがたいことである。