備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.10.31

①虚点の思想 日野啓三 永田書房

②父犀星と軽井沢 室生朝子 毎日新聞社

③龍の落しご 瀬沼茂樹 時事通信社

④愛書家の散歩 正・続 斎藤夜居 出版ニュース社 

⑤なまみこ物語 円地文子 中央公論新社

福原麟太郎随想全集 福武書店

 

高円寺の古書展にて。今回は古めの本多め。横光利一全集やや目につく。改造社版なんかそんなに昔部数出ていたものなのだろうか。にしても、今日オンラインで学術学会があり、しかも発表があったにも関わらず、出かけてしまうというこの神経。まあ今振り返ってみるとどうにかなったのではあるが。今日雨が降っていて神保町の方は途中で閉店したりしているところもあったようであり、昨日神保町に行って正解であった。

①よく見たらサイン入りであった。達筆。

④赤い箱で目についたため立ち読み。昔古書店を営んでいた人の随想集らしい。面白そうだったので購入。

⑤ ④の傍にあり、何気なく本棚から出して中をあけてみると、本の紫色の装丁にノックアウトされた。これこそ魅せる本だ、と。なまみこ物語自体は新潮文庫で持っていたが、お買い上げとなった。

⑥学研から出ていた全集は集まらんだろうと踏んだ。今回かなりのお値打ち価格であったため購入とした。状態はまだ未確認だが、まあそんなもんでしょうねという状態だろう(実際後日状態を確認したが、1000円相当レベルの状態ではあった。まあ読むことは可能)。

結局行かないかもと思っていたうちの二つにこの連日行ってしまった。八王子には3日に行ってみようと思う。前回行った古本屋も再訪したい。ははは。