備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.3.18

①日常診療のuncommon disease 生坂正臣編 日本医事新報社
②画像診断を考える 第二版 秀潤社
③肺エコーのABC 日本医事新報社
④ヒューマンエラーは裁けるか シドニー・デッカー 東京大学出版会
⑤だれもが子供だったころ 内海隆一郎 河出文庫
⑥医療短編小説集 平凡社ライブラリー
⑦"深読み"の技法 小池陽慈 笠間書院

 

先日買った「診断に上達くなる法」が半分まで読んだところであるがとても面白かったので、文中に挙げられていた参考文献を買おうと思って新刊本屋へ。池袋周辺はコインパーキングの値段がやけに高いのであるが、東池袋方面に夜間330円止まりのところを発見して、使ってみた。幸いなことにほどほどの雨が降っていて、ちょっと距離もあり、あーあという感じであったが、晴れていて長居したいときは使い甲斐があると思う。この日は雨だったので最悪。
①②④「診断に上達くなる法」に挙げられていた本。生坂先生の章は本当にためになった。
③こんなの出てたんかというね。出た当時は値段が少し高めであったから買わなかったのであろうか。エコーしかアクセスない所ではとても重宝しそう。基礎から書いてあるのがよい。
⑤中学受験や国語の教科書で確かに見たことある名前である。読んだことのあるものが入っているかどうか。なつかしさで購入。
⑥以前買った「疫病短編小説集」の姉妹編のようである。平凡社ライブラリの平台に横並びで置いてあった。
⑦こういうのをまた買って、という感じであるが、ぱっと見わかりやすそうであったのでね・・・。
すごくどうでもよいが、帰りにお腹が減ってマックに寄った。ドライブスルーが思ったよりスルーできず待たされたが、車内で食べるにはハンバーガーとポテトは最強だな。2年ぶりくらいに食べたが、やはりそう思う。

2022.3.16

①診断に上達くなる法 CBR
②ルポ・収容所列島 東洋経済新報社
コレラの感染様式について スノー 岩波文庫
ドルジェル伯の舞踏会 ラディゲ 新潮文庫

 

①を目的に新刊本屋へ。

①仲田先生と綿貫先生と6人のプロ達との対談集。めっぽう面白い。
twitterにてこの本がプロモーションで流れてきて、ふーんと思ってプロローグとやらを読んでみると、昔々精神科実習で行った病院が槍玉にあげられていた。プロローグの時点で若干疑問を感じたが、途中まで読んでもやはりわざと印象操作させてるようにしか思えない感じ。読み終わったらもう少し追記する。
③衛生学や疫学の授業で、よくスノーの話が出てきたのだが、原典に当たることがなかった。こういうものが文庫で読める時代になるとはねえ。
④いま三島の「盗賊」を並行して読んでいるのであるが、参考にしたのが④だという。しかし「盗賊」も人工的な描写が続いて読みにくいねしかし。本人が"失敗作"と言っていて、そんなことあるのかと思って読み始めたけれど、そうかもしれない。

2022.3.14

①狂気の構造 小田晋 青土社
②現代人の精神病理 小田晋 青土社
③「世紀末日本」の精神病理 小田晋 文藝春秋
④性と犯罪の心理 小田晋 芸文社
⑤簡単にだまされる人びと 小田晋 日本実業出版社
⑥生と死心の深層 小田晋 はまの出版
⑦人はなぜ、人を殺すのか? 小田晋 はまの出版
⑧人はなぜ、気が狂うのか? 小田晋 はまの出版
⑨人はなぜ、宗教にシビレるのか? 小田晋 はまの出版
⑩人はなぜ、犯罪をおかすのか? 小田晋 はまの出版
⑪人はこの「心理術」に99%だまされる リーバーマン 三笠書房

 

ブックオフオンラインから。
以前買った精神鑑定の本が面白かったので、小田晋の本をまとめ買い。しかし、読む前からあれだが、なるたけ一般向けのいかにも薄っぺらみたいなやつは排除したつもりでいたが、結局混じってきてしまった。青土社から出ているやつだけでよかったかもしらん、と買った後で思った。

2022.3.12

①夏 中村真一郎 新潮社
②日本文化への一視角 生松敬三 未来社

③肝炎診療バイブル メディカ出版
④発症メカニズムから考える消化器診療 横江正道 日本医事新報社
⑤発症メカニズムから考える呼吸器診療 青島正大 日本医事新報社
⑥発症メカニズムから考える循環器診療 若林禎正 日本医事新報社
⑦腹痛・急性腹症 初期診療の精度を上げる本 横江正道 日本医事新報社
⑧循環器薬ドリル 羊土社
⑨救急/プライマリケアの骨折診療スタンダード 羊土社
⑩直感で始める診断推論 生坂正臣 日本医事新報社

⑪痴女の誕生 安田理央 太田出版
⑫巨乳の誕生 安田理央 太田出版
⑬文明の内なる衝突 大澤真幸 河出文庫

⑭「論理的」思考のすすめ 石原武政 有斐閣
⑮ひょうすべの国 笙野頼子 河出書房新社

 

義理チョコのお返しを買いに行くついでに高円寺に行こう、そして③を買おうということで都心へ。それにしても、義理ではいらんし、わざわざ高いもので返さなきゃいけないし、めんどくさい。悪習だ。
①②西部古書会館にて。今回の展示ではあまり心躍るものはあまりなく、とはいえ全体的に古い本多め、かつ安くもないという。しかし買う人はたくさん買っているようで、ちょうど行ったときに宅急便の配送をやっていたが、重そうな段ボールが何箱も運ばれていた。時機が悪かったのか。そんな中でようやく①の初版を見つけたため購入。
③-⑬ジュンク堂にて。百貨店のチョコ売り場、毎年のごとく混んでいる。あらかじめ買うものは決めていたので並んで予定通りのものを買うだけであった。
③今回の主目的。これ以外にもガイドライン系がまた新しいのが出ており、そのうち急性膵炎、慢性膵炎、胆石症、脳卒中も買わねばいけない。ついていくの大変。
④-⑧昔と比べわかりやすくよい本が出るようになったが、こういうのを読んできている研修医と対峙しなければならず、いつまでも知識のアップデートが必要である。
⑨骨折のじっくり読む系の本はあまり見たことがなかった。ちゃんと勉強する。
⑪-⑬アウトレットから。有人レジを通すのが若干ためらわれたためセルフレジにしてしまった。クレジットが使えるようになっていてよかった。
⑭⑮ブックオフにて。

2022.3.9/11

ヤフオクから。
①時間ギリギリでも入札されておらず、競合者がほとんどいなさそうであったため入れてみると、最低価格で落札できた。比較的古書展で拾えそうな印象のものなので、気長に欠けた巻は探していくことにしよう。
②自分が信用している実店舗で最悪17000円で買えるというのは分かっていたため、そこまでじゃなければお得だわと思って最初の段階で上限10000円で入札しておいた。当初は大した値段ではなかったが、最終的には競合者が二人あらわれ値段がまあまあなところまで吊り上がったが、ほどほどのところで他の人も諦め、入札できた。今回の教訓としては、どうしても欲しいものであれば、さっさと上限額で入札しておくに限るということである。天井が見えない対決は恐ろしいので相手にプレッシャーをかけられる。予算を決めておけば、終わってみて振り返った時に思ったより出しすぎてしまったということもないし。

2022.3.9

島尾敏雄論 森川達也 審美社
②紅水仙 司修 講談社文庫
蓮如7/8 丹羽文雄 中公文庫

④見えない世界の物語 大澤千恵子 講談社選書メチエ
無情の世界 阿部和重 講談社
⑥精神鑑定 小田晋 青土社
⑦病床の心理学 ヴァン・デン・ベルグ 現代社白鳳選書
⑧医界風土記 関東・甲信越篇 思文閣出版
⑨医学史話 藤野恒三郎 菜根出版

 

異なるブックオフ二軒から。
一軒目のブックオフには井伏鱒二全集と遠藤周作文学全集がほぼ揃いで転がっているが、値段が中々下がらない。それ以外でも箱本を並べているコーナーがあり、その中で①を購入。③も持っていない巻だったので購入。あと4/5で揃う。
⑧⑨最近この手の歴史の本を見るとついつい手を出してしまう。⑧は日医ニュース連載のもの。連載中に単行本化の希望の声が多数であったために出たらしい(本当だろうか)。今回買えたのは関東甲信越のみだが、全国他の地域版もあり、全6冊である。⑨は日本近代医学史の通論である。もともと講談社から出ていたものが絶版になり、それは惜しいという声におされて再刊とのことらしい。どちらも医者からの熱烈な支持があったようである。聖路加国際病院の近くに蘭学事始の記念碑があったのは知らなかったし、そもそも解体新書も読んだことがなかった。無知である。昔の人たちはすごい。もう一度勉強しようと思います。

2022.3.7

①蛇の歌 石川淳 集英社
②批評と表現 饗庭孝男 文藝春秋
③悠蔵が残したこと 小川国夫 冬樹社
④定本 悠蔵が残したこと 小川国夫 沖積社
秋日和 里見弴 角川書店
⑥海辺の光景 安岡章太郎 講談社
⑦幕が下りてから 安岡章太郎 講談社
⑧栖 古井由吉 平凡社
楽天記 古井由吉 新潮社
⑩女たちの家 古井由吉 中央公論社
⑪男たちの円居 古井由吉 講談社
⑫内的獨白 福永武彦 河出書房新社
⑬鴨涯日日 生島遼一 岩波書店
⑭虚無と現代文学 森川達也 浩林書房
⑮高畠正明作品集 イザラ書房
⑯ゆるやかな速度 加藤典洋 中央公論社
⑰われらの星からの贈り物 長田弘 みすず書房
⑱抒情の変革 長田弘 晶文社
⑲詩人であること 長田弘 岩波書店

 

吉祥寺で用事があり勤務を半休にしてもらったのだが、予想より早く都心に着いてしまったので予定まで時間があいてしまった。数年ぶりに早稲田の古書街と思ったが、しかしそこを回っている時間もないし、じゃあ実家近くの荻窪で途中下車や、ということで古書ワルツへ。昼下がりなのに人が多い(こんなに店内に人がいたのに遭遇したのは初めてだ)。
店外のワゴンが100円均一で、ふーんと思って流していると、①②を発見。状態もそんなに悪くないので買う。そのすぐ横で③④⑤を見つけ、それも購入。と思っていると、安岡章太郎古井由吉も大量に転がっていて、とやっているうちに雪だるま式に増えて行って、外のワゴンだけで9冊。中に入っても長田弘の本や、中々見つからなかった⑯や、三省堂古本まつりで買うかどうか迷った⑮も見つけ、合計19冊お買い上げとなった。外のワゴンが思ったよりもささま書店時代を彷彿とさせる並びで楽しかった。
その後実家に戻り、段ボールの中に入っていた川端康成全集と横光利一全集、大江健三郎中上健次の文庫本を引っ張り出して持って帰ることにした。その様子を見た妹に呆れられた。確かに、何やってんだろうな。読むものに困らない状態は数年来続いているわけであるが、買うのはやめられないし、読むのもやめられない。これから先もずーっと、こんな感じで生きていくのであろうな。