備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.3.9

島尾敏雄論 森川達也 審美社
②紅水仙 司修 講談社文庫
蓮如7/8 丹羽文雄 中公文庫

④見えない世界の物語 大澤千恵子 講談社選書メチエ
無情の世界 阿部和重 講談社
⑥精神鑑定 小田晋 青土社
⑦病床の心理学 ヴァン・デン・ベルグ 現代社白鳳選書
⑧医界風土記 関東・甲信越篇 思文閣出版
⑨医学史話 藤野恒三郎 菜根出版

 

異なるブックオフ二軒から。
一軒目のブックオフには井伏鱒二全集と遠藤周作文学全集がほぼ揃いで転がっているが、値段が中々下がらない。それ以外でも箱本を並べているコーナーがあり、その中で①を購入。③も持っていない巻だったので購入。あと4/5で揃う。
⑧⑨最近この手の歴史の本を見るとついつい手を出してしまう。⑧は日医ニュース連載のもの。連載中に単行本化の希望の声が多数であったために出たらしい(本当だろうか)。今回買えたのは関東甲信越のみだが、全国他の地域版もあり、全6冊である。⑨は日本近代医学史の通論である。もともと講談社から出ていたものが絶版になり、それは惜しいという声におされて再刊とのことらしい。どちらも医者からの熱烈な支持があったようである。聖路加国際病院の近くに蘭学事始の記念碑があったのは知らなかったし、そもそも解体新書も読んだことがなかった。無知である。昔の人たちはすごい。もう一度勉強しようと思います。