備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.5.5 八王子ふたたび、その他

西行・実朝・良寛 上田三四二 角川書店
コンラッド中短編小説集 人文書院
③時の扉 辻邦生 毎日新聞社
④二十世紀の十大小説 篠田一士 新潮文庫
⑤黙示録と牧歌 川村二郎 集英社
⑥兄の左手 徳廣睦子 筑摩書房
⑦エネルギイ 舟橋聖一 文藝春秋
中村真一郎詩集 思潮社
⑨白寿記念 小倉遊亀
⑩藏 智内兄助さし絵集 毎日新聞社
みすず書房旧社屋 潮田登久子 幻戯書房
⑫ミドルマーチ エリオット 講談社文芸文庫

 

八王子古本まつりにて。前回「春琴抄」の初版を買わず、どうしようかもやもやして数日過ごした挙句、結局欲しくなってしまい結局二回目も行くという。しかし「春琴抄」があったはずの店の棚にはすでに「春琴抄」の姿はなく、悔しい思いをした。何故あの時買わなかったのか。本当になくなってしまったのか。会場一周しても見つけることはできず。同じ店に戻ってきてもあるはずはなく。くそう。とはいえ結局別なものを見つけということになったのであるが。

コンラッド篠田一士が推していた作家の一人である。まとめて代表作が読めそうだったので購入。そういえばむしくい堂の店頭で④を見つけたのであった。単行本持ってるのに買うという。まぁ、池内紀の解説も面白いからいいか。その他店頭で田中正造全集、有島武郎全集、志賀直哉全集が転がっていたが、売れたのであろうか…
⑤⑥ダメ押しのまつおか書房にて。八王子の古本屋の中では若干異色であるが、老舗のようでもあり、行けば行ったで何かしら見つかる。今回のように。
⑤見返しに印鑑があったが、100番のやすりを使って気にならない程度に消すことができた。中々のものである。他の方の記事では600番を使っている記載もあった。目が細かい方が消すのは大変でも修正が効きそうである。近所のカインズホームに紙やすりはたくさん種類があったので今度買ってみようと思う。⑥の天のシミ消しとして。
そういやゴールデンウイークなのにブックオフに行くの全く忘れていた。更なるダメ押しで駆け込みで行ってみると、⑫の揃いを見つけ、とてもびっくりした。こういうこともあるんだなあ。ちょうどマクウィニーの本でちらっと出てきたところでもあり、何だか変な運命を感じる。