③四季 中村真一郎 新潮社
⑤或る聖書 小川国夫 筑摩書房
⑥金子國義 アリスの画廊 美術出版社
⑨もめん随筆 森田たま 新潮文庫
⑫吉村勇歌集 新潮文庫
⑬世界文学全集Ⅱ-3 セルバンテス ドン・キホーテ 河出書房
⑭泉へのみち 廣津和郎 新日本文庫
⑮臨床現場の死生学 佐々木恵雲 法蔵館
⑯志水太郎の愛され指導医になろうぜ 日本医事新報社
⑰O侯爵夫人 クライスト 岩波文庫
⑲アルネ ビョルンソン 岩波文庫
⑳悪童物語 トオマ 岩波文庫
㉒冬 中村真一郎 新潮社
㉓悪戯の愉しみ アレー 福武文庫
㉔輪舞 シュニッツラー 現代思潮社
㉗〈わたし〉という危機 渡辺哲夫 平凡社
はあ、ここまで打つので疲れた。八王子古本まつりとその付随物。付随物の方がメインとなってしまった印象。
①-③結局、八王子古本まつりに参加してしまった。が、テント数の割にはあまり目を引くものはみとめず、結局3冊100円コーナーでの購入のみ。この3冊で100円とはラッキーという感じであるが、①は目次にペンで印付き、②は函破損、③は人気がないのであろう(そういえば同じコーナーに福永武彦全小説が並んでいた。人気ないのかなあ。哀しいものだ)。②の時期の純文学書下ろし特別作品の函はもろいしペラペラである。「恋の泉」も函がまともな状態のやつに出会ったことがない。100円コーナーに「恋の泉」はあったが、函破損であったため購入せず。
④-⑥むしくい堂にて。こじんまりとした本屋であるが、店内はよく整理されていて明るい。古本屋っぽくないおしゃれな雰囲気。
⑥今日買った中ではいちばんうれしい本。島田雅彦の「アルマジロ王」の表紙で初めて金子國義の絵と出会って以降気になり続けている。
アンニュイな雰囲気が何とも言えずたまらない。この本自体は1979年発行のようであり、その表紙の絵は載ってなかった。いつか個展をやるようなら見に行ってみたい。
⑦-⑨佐藤書房にて。こちらはむしくい堂とは違って、典型的な古本屋というたたずまい。入り口からは予測できないほど奥が広く、かつ、未整理のものも含め文学その他がひしめいている。このご時世にしてこの在庫はすごいと思ってしまった。今回買ったもの以外で購入を見送ったものもあり、また行きたい。そういえば、レジ付近に澁澤龍彦の本が多数並んでいたのであるが、そこでJKらしき3人が「澁澤のこれが好きで、だったら~がおススメだよ」とかきゃっきゃやっていた。こういう若い人も増えてほしいものであるが、しかし、澁澤好きの女子高生というのも気味の悪いものを感じた。少なくとも近づきたくはない。
⑩-⑫まつおか書房にて。品物自体は前回行った時と比べてあまり変化はなさそうであった。
残りはブックオフ6軒のハシゴ。八王子と相模原付近。
⑰-㉑あまりこれまでみかけたことのない岩波文庫の赤版が100円均一に並んでいたので購入。
㉒ちょうど「四季」を買ったタイミングで見つかるとはね。一度手放すと再度見つけるのは大変である。