備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.11.3

硫黄島・あゝ江田島 菊村到 新潮文庫

②遠い海の声 菊村到 新潮社

③四季 中村真一郎 新潮社

エイズ研究の歴史 文庫クセジュ

⑤或る聖書 小川国夫 筑摩書房

金子國義 アリスの画廊 美術出版社

⑦おかめ笹 永井荷風 新潮文庫

⑧浮沈・来訪者 永井荷風 新潮文庫

⑨もめん随筆 森田たま 新潮文庫

⑩家族会議 横光利一 新潮文庫

伊藤静雄詩集 新潮文庫

⑫吉村勇歌集 新潮文庫

⑬世界文学全集Ⅱ-3 セルバンテス ドン・キホーテ 河出書房

⑭泉へのみち 廣津和郎 新日本文庫

⑮臨床現場の死生学 佐々木恵雲 法蔵館

⑯志水太郎の愛され指導医になろうぜ 日本医事新報社

⑰O侯爵夫人 クライスト 岩波文庫

⑱アタラ/ルネ シャトーブリアン 岩波文庫

⑲アルネ ビョルンソン 岩波文庫

⑳悪童物語 トオマ 岩波文庫

㉑南海千一夜物語 ステーヴンスン 岩波文庫

㉒冬 中村真一郎 新潮社

㉓悪戯の愉しみ アレー 福武文庫

㉔輪舞 シュニッツラー 現代思潮社

㉕ゆるぎなき心 ソレルス 集英社

疑似科学入門 池内了 岩波新書

㉗〈わたし〉という危機 渡辺哲夫 平凡社

㉘「承認」の哲学 藤野寛 青土社

 

はあ、ここまで打つので疲れた。八王子古本まつりとその付随物。付随物の方がメインとなってしまった印象。

①-③結局、八王子古本まつりに参加してしまった。が、テント数の割にはあまり目を引くものはみとめず、結局3冊100円コーナーでの購入のみ。この3冊で100円とはラッキーという感じであるが、①は目次にペンで印付き、②は函破損、③は人気がないのであろう(そういえば同じコーナーに福永武彦全小説が並んでいた。人気ないのかなあ。哀しいものだ)。②の時期の純文学書下ろし特別作品の函はもろいしペラペラである。「恋の泉」も函がまともな状態のやつに出会ったことがない。100円コーナーに「恋の泉」はあったが、函破損であったため購入せず。

④-⑥むしくい堂にて。こじんまりとした本屋であるが、店内はよく整理されていて明るい。古本屋っぽくないおしゃれな雰囲気。

⑥今日買った中ではいちばんうれしい本。島田雅彦の「アルマジロ王」の表紙で初めて金子國義の絵と出会って以降気になり続けている。

アンニュイな雰囲気が何とも言えずたまらない。この本自体は1979年発行のようであり、その表紙の絵は載ってなかった。いつか個展をやるようなら見に行ってみたい。

⑦-⑨佐藤書房にて。こちらはむしくい堂とは違って、典型的な古本屋というたたずまい。入り口からは予測できないほど奥が広く、かつ、未整理のものも含め文学その他がひしめいている。このご時世にしてこの在庫はすごいと思ってしまった。今回買ったもの以外で購入を見送ったものもあり、また行きたい。そういえば、レジ付近に澁澤龍彦の本が多数並んでいたのであるが、そこでJKらしき3人が「澁澤のこれが好きで、だったら~がおススメだよ」とかきゃっきゃやっていた。こういう若い人も増えてほしいものであるが、しかし、澁澤好きの女子高生というのも気味の悪いものを感じた。少なくとも近づきたくはない。

⑩-⑫まつおか書房にて。品物自体は前回行った時と比べてあまり変化はなさそうであった。

残りはブックオフ6軒のハシゴ。八王子と相模原付近。

⑰-㉑あまりこれまでみかけたことのない岩波文庫の赤版が100円均一に並んでいたので購入。

㉒ちょうど「四季」を買ったタイミングで見つかるとはね。一度手放すと再度見つけるのは大変である。