備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.3.19 神田古本まつりその2+光が丘古本まつり

①燃える薔薇 中村真一郎 講談社
②愚者の夜 青野聰 文藝春秋

③チャンドスの城 川村二郎 講談社
④ヨーロッパの批評言語 篠田一士 晶文社

⑤三匹の蟹 大庭みな子 成瀬書房
⑥幼児狩り 河野多恵子 成瀬書房
⑦路 藤枝静男 成瀬書房
⑧弟・父 瀧井孝作 成瀬書房

⑨嘉村磯多集 新潮文庫

⑩砂粒の私記 秋山駿 講談社
⑪時のせせらぎ 三浦哲郎 講談社
森と湖のまつり 武田泰淳 新潮社

椎名麟三全集1/2/3/4/6/7/8/9/10 冬樹社

⑭地下室の女神 武田泰淳 新潮社
ニコライ・ゴーゴリ ナボコフ 紀伊国屋書店
ナボコフ万華鏡 富士川義之 芳賀書店
西丸四方の本2 みすず書房
⑱Vamp 放蕩娘 金子國義 新潮社
⑲さっちん 荒木経惟 新潮社
⑳hair 篠山紀信 新潮社
安井仲治 モダニズムを駆け抜けた天才写真家 新潮社
㉒長崎<11:02>1945年8月9日 東松照明 新潮社

㉓装幀=菊地信義 フィルムアート社

 

さて、手荷物がいっぱいになってしまったところでいったん車にそれを押し込め、腹も減ったので一時休止。駐車場そばの豚丼屋で食べる。外の天気も雲行きが怪しくなってきたので車から傘を取り出す。そんでもって2周目。
①②結局けやき書店の棚から①を購入。その近くにあった②も購入。
一周目で川村二郎の本を見つけた虔十書林の棚をもう一度見てみると、あれ、さっき一周目でなかったような気がする③を発見、そのそばにあった④も持っていなかったような気がするため購入。同じ露台から2回買うことになるとはね。それにしても看板の猫の絵がかわいいね。
最初は見送った岩波ホール裏の露台を見てみるが、やはり混み具合の割には大して手が伸びるものはなく。人に揉まれただけである。
⑤-⑧愛書館中川書房から。twitterの前情報で成瀬書房の大庭みな子本が三冊もたたき売りというのを聞いていたが、確かに並んでいた。そして値段。300円。たたき売りに等しい。何かかわいそうになってしまって買ってしまった。店員さんに、なんかかわいそうですねと言ったら、部数としてはちゃんと売れていたと思うんですけどねと。しかしこの版型、自筆サインはそうなのだが、四者四様装丁が違って面白いのである。どこかで出す機会があれば写真を載せます。
⑨新日本書籍にて。あまりここの文庫本は確認したことがなかったが、奥の方に数冊新潮文庫の復刊が置いてあった。というか、小山清さん。いつになったらまた出会うことができるのでしょうか。
としているうちに、16時半を回って、ぽつりぽつりと降り出して、露台はビニールシートに包まれてしまった。といううちにあっという間に降り方が強くなった。ちょうど駐車場料金も切り替わるタイミングだったため、帰るか、と思うも、どうしても椎名麟三全集が忘れられない。うーん。買うか。ということで、どうせ1時間以内で終わるからと思ってパーキングメーターに移動した。@ワンダーに向かおうとしたそのとき、道路の向かい側に何か本屋らしき影が見えたのであった。硝子戸の中に本がいっぱい。古本屋らしい感じだが、場所は少し外れているような。窓には手文庫と書いてある。中には女性が一人。まあダメもとでいいかと思って入ると、まだ空いてますと。中は狭いが、文学系の本と、名前だけあって文庫が非常に充実していた。岩波と戦前の新潮文庫。その中で⑩⑪⑫を購入。ここってどのくらい前からと聞くと、この場所に移ってからは4年と。普段行ってない所はまったく気づかないものである。まだまだ知らない店があるのかもしれない。
⑬雨は相変わらず降り続き、道にはびしょぬれになる人も多い中@ワンダーに到着。お目当ての椎名麟三全集を見てみると、全部あるとおもったらどうやら5巻だけ歯抜けである。そして戯曲評論の方が少し値段が高いときた。とすれば、とりあえず小説の部だけでいいやとなった。
さて、これでおしまいということでよかったのだが、車に乗って家に向かおうと思ったところで、そういえば、光が丘でも古本まつりやってるんだったと思い出し、進路変更。場所はリヴィンの5階にあるリブロのそばの催事場であった。会場の広さ的にはあまり期待できないなと思っていたが、そうでもなく、結構珍しい本もあった(⑭⑮⑯)。そのうえ、とある本屋で新潮社から出ていたフォト・ミュゼシリーズが何冊か転がっていて、そのうちの一冊が金子國義のやつであったため、全部拾ってしまった。なかでも㉒はプレミア価格がついているようであった。なんでだろうな。需要ありそうな本だけれど。あと、⑳はまあ、すごいですね。さすがですよ篠山紀信。こんな発想はなかった。㉓も福武文庫や講談社文芸文庫などの装丁が綺麗で、一堂に集まっているのを見るとうっとりする。