備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.7.2/6

①私とは何か 上田閑照 岩波新書

②戦後文学放浪記 安岡章太郎 岩波新書

③介助の仕事 立岩真也 ちくま新書

④死の病と生の哲学 船木亨 ちくま新書

⑤黄金のろば アプレイウス 岩波文庫

シェイクスピア 吉田健一 新潮文庫

⑦続 病院で死ぬということ 山崎章郎 文春文庫

⑧ここが僕たちのホスピス 山崎章郎 文春文庫

⑨講座心理療法3/8 岩波書店

⑩教養のために西洋史入門 ミネルヴァ書房

⑪限りなく黒にちかいグレーな心理術 Daigo 青春出版社

 

①ジュニア新書の藤田正勝「はじめての哲学」(はじめての哲学 - 岩波書店 (iwanami.co.jp))が面白い。その読書案内で入手が困難そうであったもののうち、これは車で行けば何とか行ける範囲のところに売っていそうだったので行ってみた。岩波は買い切り返品不可方式であるからか、最新刊はおいておらず、昔から置かれてそのままになっているものだけがひっそりと並んでいたその中に①はあった。②③④もそこで購入。田舎のでかい本屋だとこういう事例があるだろうから今度から旅行に行ったときは覗いてみることにしよう。そういえばtwitterでみた福井の勝木書店は面白そうだな。

残りはその帰り道のブックオフにて購入。

⑥94年の新潮文庫の再刊のラインナップの際の1冊。この時のキャンペーン冊子のラインナップをみると豪華なんだよなあ。この時期に何で復刊になったのかよくわからなかったので調べてみましたが、それは結局わからず(まあ、創刊80周年とかそんなんだったのかな?)、しかし、この時のラインナップをまとめているページがありました(新潮文庫の復刊シリーズ③ - ときのながれはみないちようなようで (goo.ne.jp))。あとこんなページも見つけた(絶版文庫書誌集成トップ (sakura.ne.jp))。絶版文庫の書誌を作っているようだけれど、現今の状況を考えると絶版だらけでかつわけのわからん出版社も多数あるから網羅は無理でしょうな(今日家の片づけでみつけたとり・みきの「山の音」が集成に入ってなかったし)。福武文庫に至っては全部が絶版だから網羅も難しそう(だが、自分でぱっと思いつく作家のものをみてみると一応網羅されているよう。すごいなあ)。個人でこういうことをやるのは限界があるので、ある程度の人数を集めてやったほうがよいと思う。

⑪いつぞやyoutubeでDaigoの動画を見たが、まあ確かにこの人勉強しているなと思い、いつか何かしら読んでみようと思っていたところで転がっていたので購入。なんちゃら効果というのは聞いてみるとふーんと納得できるが、これをスムーズに使えるようになるかどうかはかなり練習が必要そうである。それをうまく自分で使いこなして人を操作するというよりは、人から騙されないように自分の中に留めておく、というのが正しい使い方になりそう。