備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.1.31

①ペンギン村に陽は落ちて 高橋源一郎 集英社文庫

②あ・だ・る・と 高橋源一郎 集英社文庫

③官能小説家 高橋源一郎 朝日文庫

④睡蓮の午後 辻邦生 福武文庫

⑤二つの文化と科学革命 C・P・スノー みすず書房

福田恆存翻譯全集2/3 文藝春秋

ヘンリー・ジェイムズ短編選集2 音羽書房

井伏鱒二随聞 河盛好蔵 新潮社

⑨キル 野田秀樹 新潮社

吉行淳之介全集10 新潮社

⑪神々の魅惑 川村二郎 小沢書店

レーモン・クノー伝 ミシェル・レキュルール 水声社

 

①-⑥ポラン書房、⑦-⑫高円寺の古書会館にて。

ポラン書房が店舗販売を終了する旨をtwitterでみたため、行ってみた。こじんまりとした店舗であるが、品ぞろえは多領域各々しっかりある店であった。その中でも文庫のラインナップは素晴らしい。ここ最近の新刊よりは文学系や絶版文庫・岩波などは比較的多めに並んでいる。2/7まで店舗内3割引きであるようであり、興味がある方は是非。

古書会館は今回は投げ売り企画でないため、先週よりは若干まともなラインナップであった。しかし⑫を除いてほとんど400円以内でおさまるというお財布に優しい設定で助かる(ゆえについ緩むのである)。

しかしまあつくづく思ったのが、古本屋での購入は受け身の読書ばっかだなあと。新刊本を買う場合はたいてい目的があって店に行き購入するのが多いわけであるが、古本屋は在庫は一定しないし、何か目的のものを探しに行くよりは、何かあれば買うかなあという目的であることが多い(特に古本市なんかでは)。であるがゆえに、その日のコンディションやら気分次第で余計なものも購入すること多し。受け身の読書の良い点としては、自分が思ってもなかった方向へ連れてってもらえる可能性がある点である。半面、結局自分の興味のある方向しか行かないわけなので非常に視野が狭くなる可能性もある(ん、結局どっちもどっちだな)。