備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.7.9 西部古書会館の書心会

①悲しみの港 小川国夫 朝日新聞社
②或る過程 小川国夫 
③如何なる星の下に 高見順 新潮社
④洪水はわが魂に及び 大江健三郎 新潮社
⑤みずから我が涙をぬぐいたまう日 大江健三郎 講談社
⑥同時代としての戦後 大江健三郎 講談社
⑦キルプの軍団 大江健三郎 岩波書店
⑧M/Tと森のフシギの物語 大江健三郎 岩波書店
⑨静かな生活 大江健三郎 講談社
ヒロシマの「生命の木」 大江健三郎 NHK出版
⑪燃え上がる緑の木三部作 大江健三郎 新潮社
⑫小説のたくらみ、知の楽しみ 大江健三郎 新潮社

 

①②安定の署名本。しかし人気ないので安価である。小川国夫の署名は惚れ惚れするほど達筆だと思うのであるが、どうでしょうか。
③初版本。箱が壊れているせいかかなり安かった。本体の状態はよい。三雲祥之助の挿絵とも相まってとても面白い。これを機に再読しよう。
④-⑫ある棚で大江健三郎の本が大量に出されていて、試みに「見るまえに跳べ」を出してみると、60年代後半の複数刷りで初版ではなかった。「性的人間」も見てみると、同じくらいの刊行年のもので、もしやここから後で集め始めた人のものが一括で出たんだとするとと考えてためしに⑤を見てみると初版、④もやはり初版(といってもこの本はあまり売れてなかったと思う)、ということで、根こそぎ持っていないものを買うことにしたのであった。