備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.4.20 ちょっとしたお出かけのはずが・・・

河上徹太郎著作集 新潮社
②愛と死をめぐる変奏 中村真一郎
③愛と生をめぐる変奏 中村真一郎

④二百回忌 笙野頼子 新潮社
⑤文学なんかこわくない 高橋源一郎 朝日新聞社

⑥花終わる闇 開高健 新潮社
⑦河馬に噛まれる 大江健三郎 文藝春秋
⑧人生の親戚 大江健三郎 新潮社
⑨治療塔 大江健三郎 岩波書店
⑩僕が本当に若かった頃 大江健三郎 講談社
⑪宙返り下 大江健三郎 講談社
⑫「新しい人」の方へ 大江健三郎 朝日新聞社
⑬二百年の子供 大江健三郎 中央公論新社
⑭「自分の木」の下で 大江健三郎 朝日新聞社
⑮さようなら、私の本よ 大江健三郎 講談社
⑯黄落 佐江衆一 新潮社
⑰奇妙な惑星 佐江衆一 福武書店
⑱通り過ぎる扉 佐江衆一 冬樹社
⑲猫族の結婚 佐江衆一 冬樹社
⑳花下遊葉 佐江衆一 文藝春秋
㉑バブル 佐江衆一 新潮社
㉒顔のない裸体たち 平野啓一郎 新潮社
㉓樹影譚 丸谷才一 文藝春秋
㉔春の舞踏 三浦哲郎 文藝春秋

㉕さよなら クリストファー・ロビン 高橋源一郎 新潮社
㉖題未定 安部公房 新潮社

㉗宙返り上 大江健三郎 講談社
㉘水死 大江健三郎 講談社
㉙晩年様式集 大江健三郎 講談社
㉚人間喜劇 サロイヤン 晶文社

㉛回想 佐伯彰一 文藝春秋


病棟が落ち着いていて午後に予定が何もなかったため半休を貰えたものの、いきなり半休をもらったとてと思うこと多し。というのは贅沢な悩みであるがしかし実際そうなのである。困ったなあと思っていたところで病院を出、何とはなしに車を都心方向へ走らせていく中で、どうせならこの間虔十書林に転がっていた①でも買いに行くか。と、ふと思ってしまったのであった。というのも、先日吉田健一展を見に行ったときに、日本での吉田の師として河上徹太郎が紹介されており、ふうんと思ったからなのであった。虔十書林にあるのに気づいていたのは、この間の神田古本まつりの時で、ちょうどそれを見つける数日前にヤフオクで同じ商品が落とされているのを見、という偶然があったため記憶に残ったのであろう。高速は混んではいたが特段渋滞があるわけではなく、ある程度の快適さであった。そして平日なので駐車場が高い。天気は微妙であるが、まあ雨は降らないだろう。さて、お目当ての虔十書林へ行くと、残っていました①。ということで、中身を確認させていただき、購入。そのついでに、ここの本屋では詩集が多く置いているので、長田弘の本があるかどうか聞いてみた。すると、「メランコリックな怪物」は出してもらえたが、つい先日買ったばっかなんだよなあ・・・。他にはお店には置いてないという。残念。しかし、どこの店に行ってもないことが多いので、「人気ないんですかね」と聞いてみると、「逆なんじゃないですかね」とのことであった。そこから、棚の下の方に中村真一郎の詩文集二冊を見つけてしまったので、引っ張り出してもらう。中々変わった作りの本である。これだけきれいな状態で出回るのは珍しいとのことで、帯もしっかり残っていたため、ついこちらも買ってしまった。思ったより散財。長田弘の本は今度何かの催事で出しますのでと言われたので、虔十書林の棚を見つけたら確認してみよう。
さて、駐車場料金も馬鹿にならないので(というか別に他に買いたいものもないため)神保町散策はあきらめ、かといって帰るにしては時間も早かったため、幹線道路から普段行くことのない神奈川県へと遠征に出かけてしまったのであった。馬鹿だねえ。二軒目のブックオフで色々見つけてしまい、さらに大散財。まあ、ワクチンバイトで余裕はあったから、いいか。行ったところは西鶴間、座間ノジマ、座間警察署、大和つきみ野古淵の6店舗。常人のなす業ではないな。閑人のなす業。