備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

6/4 城南古書展と杉並書友会その他

①ベレー横町 伊吹武彦 
藤枝静男と私 小川国夫 
③月下の渦潮 島尾敏雄 沖積社
④鴨川風雅集 生田耕作
⑤哲学塾 魂への態度 神崎繁 岩波書店
⑥哲学塾 生活を哲学する 長谷川宏 岩波書店
⑦哲学塾 世界を語るということ 清水哲郎 岩波書店
⑧仮面と素顔 瀬沼茂樹 冬樹社

⑨見つつ畏れよ 高橋英夫 新潮社

幼年時代 堀辰雄 青磁
忍ぶ川 三浦哲郎 青蛾書房

金子國義エロスの劇場 
⑬火の島 阿部知二 中公文庫
筑摩書房の三十年
⑮花の素顔 舟橋聖一 朝日新聞社
安部公房対談集 発想の周辺 新潮社

⑰春の戴冠 辻邦生 新潮社

⑱小説の変貌 アルベレーヌ 紀伊国屋書店
現代文学 イェンス 紀伊国屋書店

⑳私生活 高橋源一郎 集英社インターナショナル
㉑三題噺 加藤周一 筑摩書房
㉒遊子随想 小川国夫 岩波書店

 

ここ最近、ヤフオクにて堀辰雄の初版本を落としている中で、来週末に東京古書会館で行われる書窓展のけやき書店の目録で「不器用な天使」が破格の値段で出ているのを見てしまったため、注文がてら神保町に行ってみようと思ったのであった。
①-⑧城南古書展にて。岩波書店から出ていた「哲学塾」シリーズが揃いで出ていたため、持っていないものを購入した。読みやすくていいですよこれ。
靖国通り駿河台下交差点から専大前交差点までたどっていく。今回は電車での旅なので時間制限がないのがうれしい。田村店頭は特になく、けやき書店は初回はスルー。梓書房は入るのにハードルが高いので今回はスルー(というか神保町古書センターの店はどこも入るハードルが高い。医学書専門のいざわ書房があったときは入れたのであるがなあ・・・。今はなくなってしまった)。⑨を@ワンダーの店頭でみつけ購入。
⑩⑪けやき書店にて。中村真一郎の棚の中身は変わらず(というか、本が積み上がりすぎて下二段見えず・・・)、石川淳の本はどこにあるかわからず、レジ前の福永武彦の棚で「告別」の初版は気になったが手は出せず、堀辰雄の棚から比較的安価であった⑩を購入。レジ前に⑪も並んでいたためつい購入。店主に目録の件を言うと、ちょうど置いてあったので現物を見せてもらえた。そんなに悪くはない。注文することにした。しかし競合者がいるため抽選だという。当たるといいけれど。「美しい村」の方は箱が壊れていたため注文せず。思ったより目録での注文は難しくはなかったし、受ける側も気軽な対応であったので、今後もよいものがあったら注文してもよいかもしれぬ。
⑫-⑯西部古書会館の杉並書友会にて。特に感想はない。
⑰一度荷物を置いてからまた出かけることに。古書ワルツの店頭で購入。しかし今回はあまり気になるものはみとめず。しかも店奥が狭くなっていた。
⑱⑲バサラブックスの店頭から。紀伊国屋書店から出ていた現代文芸評論叢書の中のもの。あとがきを見てみると中村真一郎の文字が。顔が広いんだな。この日は珍しく店内すし詰めであった。
⑳-㉒古書防破堤にて。㉑は帯はないが初版で均一台に。そんなもんなんですなあ。