備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.4.17 ヤフオクその他

 

ここ直近でのネットから
①初版本と新装版のセットで大した値段でなかったため購入したみた。実際に来たものも状態が非常に良いため満足。新装版の装丁の方が私は好みである。
②これで泰流社から出ていた一連のものは手に入ったが、やはり批評家は人気がないんだなあ。結構後方視的にみてみると面白いと思うのであるが。
③「遠い朝の本たち」の中で出てきた本。全く知らなかった。
④ふと漱石を読みたくなったのであるが、どうせなら全集で買おうと思ってヤフオクを探してみたものの、うーん、状態が良いのかどうかわからん。そして配達料が不鮮明なところが多い。日本の古本屋でみてみると、まあまあ信用できるところが比較的良心的なお値段であったため、買ってみることに。届いた現物を見てみると、箱や本にシミがついていたりしていて、失敗だったかと思ったが、なにやら箱の質感が若干違う。あれ、布装だ。変だなと思って天を見てみると金加工となっており、どうやら期せずして豪華版を買ってしまったようであった。嬉しい誤算。それでもって10数年ぶりに「三四郎」を読み始めたわけであるが、大まかな筋は覚えているが、細かいところまでは覚えていなかった。ああ、こんな情景あったのか(轢死体のところとか)ということで新たな発見がある。というかとても読みやすいな漱石。この文体は真似してみたいところであるが、簡単に真似できそうで難しい。