備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.3.3

心療内科 酒見酉次郎 中公新書
②鐘の渡り 古井由吉 新潮社
③文学は死滅するか 奥野健男 學藝書林

④稔と仔犬/青いお城 遠藤周作 河出書房新社
⑤Hospitalist Vol.9 N0.3 2021  不整脈1 MEDSi
新宿二丁目文化人類学 砂川秀樹 太郎次郎社エディタス
⑦カミングアウト 砂川秀樹 朝日新書
⑧誰がために医師はいる 松本俊彦 みすず書房
⑨差別の哲学入門 アルパカ
⑩人間の限界 霜山徳爾 岩波新書

⑪こころの違和感 診察室 春日武彦 河出新書
⑫人生相談を哲学する 森岡正博 生きのびるブックス
⑬人文学のレッスン 水声社

⑭文学の淵を渡る 古井由吉/大江健三郎 新潮文庫
⑮半自叙伝 古井由吉 河出文庫
⑯読む、書く、生きる 古井由吉 草思社
半減期を祝って 津島佑子 講談社
⑱夢の歌から 津島佑子 インスクリプト

 

ブックオフオンラインと新刊本屋とhontoのネット通販。
①-③ブックオフオンラインから。③何か新しいものが収録されているかと期待して買ってみたが、これまでの評論集からの自選のみであった。學藝書林はこの時期に色んな作家の自選集を出しているなそういえば。
④-⑬新刊本屋にて。当初の目的は⑤であったがそれだけにおさまらず、というのはいつものごとし。
④作家論コーナーの棚を見ていたら発見。これで気づけば遠藤周作の新発掘系の本は4冊目。50-60年代のマイナー雑誌連載となるとまだまだ他にもありそうな気もする。しかし、よくもまあこんなものを没後20年近く経って発掘してくるものだ。研究者の方の努力には頭が下がる。
⑤今回の主目的。不整脈2が今月末発刊予定らしいが、おそらく無理だろう。しかし刊行ペースを戻してきているところは評価する。
⑥⑦買おうかなと思いつつもしかしすぐ忘れてしまってということが多いため、最近買おうかなと思ったやつはスクショを撮ることにしている。しかしスクショも色々写真がたまると埋もれてしまってそのままということも多い。この日たまたま写真をたぐっていると、⑦のスクショを見つけ、あーそういえばと思って立ち読み。本の薄さと裏腹に濃い内容であり購入することに。言葉の定義自体が自分が思っていたことと違っていたので、勉強のし直しである。たまにこの手の人が外来に来るしね。適当なことを言わないようにするためにも大事。
⑧みすずの読書アンケート特集コーナーから。アディクション診療に携わってきた医師の本。最初の章が面白かったので買ってしまった。
⑨⑥の裏の棚に並んでいた。こういう概論系の本をみると、興味がある分野だとどうしても手を出してしまうが、読むのはいつの日になるだろう。色々なことに興味を持ちすぎるのもよくない。
岩波新書の復刊から。
ということで、思ったよりこの時点で購入物が多くなってしまったので、何点か購入を見送る(「伊藤整日記6」、「ユーモアスケッチ傑作集2/3」「シリーズ戦争の世紀」)。ま、どうせそのうち買うんだけどね。
と思いながら本屋を出たところ、あー、春日武彦の新刊買うの忘れたじゃん、ということに気づき、駐車場に戻るついでにもう一軒の新刊本屋へ。そこで⑫も思い出し購入。⑬については一軒目の時点で買おうかどうか迷っていたが、立ち読みの結果買うことに。結局何だかんだ増える。
⑭-⑱hontoの通販にて。好きな二人の作家の作品でこれまでに買い落しているものを購入。亡くなってしまうと忘れられていく一方で、これからだんだんと手に入りにくくなるだろうから今のうちに買っておくことにした。津島佑子はもうここから先は新しいものは出ることはないだろう。古井由吉はしばらくまだ何かしら出そうな気もする。