備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.6.14 横浜市を攻めよう

中井久夫集1/2/3/4/6/7/8 みすず書房
②「レ・ミゼラブル」百六景 鹿島茂 文春文庫
③声の力 河合隼雄/阪田寛夫/谷川俊太郎/池田直樹 岩波現代文庫 

④決壊 平野啓一郎 新潮社

⑤レス アンドリュー・ショーン・グリア 早川書房

⑥歴史とは何か E・H・カー 岩波書店
⑦医師・医学生のための人類学・社会学 ナカニシヤ出版
文化人類学の思考法 世界思想社

 

プライマアリケア学会総会の二日目であった。朝から単位稼ぎで再度横浜へ。結構朝早く起きなければならなかったため、確かに近所に泊まるというのも選択肢だったなと今振り返ってみれば思う。内容自体は前日に引き続き特に書きません。と言いつつも、この日よい収穫だったなと思うのは、家庭医療学・へき地診療と文化人類学的思考が意外にマッチしているんじゃないかと思ったのであった。午後2コマ目の文化人類学者との協働というシンポジウムは結構面白かった。しかし、登壇した5人のうち、文化人類学を体得し自家薬籠中の物としているのははじめの先生だけのように思え、それ以外の人は文化人類学に踊らされている印象であった。ニッチな分野でもあり、自分もこれから参入できそうな気もするし、やってみて面白そうだなと思うけれど、つかみどころがなく曖昧模糊としている領域であり、自分は考えるのがめんどくさい性格でもある、結局やらんだろうな(何だこの無駄な段落)。
さて、二日目は遠方へ帰る方も多いので夕方早く終わる。私もどうするか。こうなったら横浜市近郊ののブックオフに行くしかないっしょということで、何軒かたどってみることに。何店に行ったかは忘れてしまった・・・。

①持っていない巻を軒並み買って、これで揃えたたつもりでいたが、一冊かぶってしまった。後でリリースする・・・。

その後、人類学のシンポジウムで話題に出た「ヘルマン医療人類学」を買ってみようかなと思い新刊本屋に行くも、思った以上の分厚さであり、読んでる暇がないだろうなと思って断念(しかし、これを読書会のネタにしている某病院総合診療科はすごいと思うよ、ほんと)。その代わりということではないが、⑦⑧を買ってみることにした。また⑥も新版になったのを機に読み直してみようと思った。