備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.5.14 今振り返るととんでもない走行距離

①心ここに 大橋健三郎 松柏社

②医学における哲学の紅葉 北樹出版

③赤い子馬 スタインベック 旺文社文庫

④道化師の蝶 円城塔 講談社

川端康成文学賞全作品Ⅰ/Ⅱ 新潮社

⑥物語の海へ 辻邦生 中央公論新社

⑦ミイラ医師シヌヘ ワルタリ 小学館

⑧日本古典文学幻想コレクション 須永朝彦編 国書刊行会

 

ブックオフを何店舗か回ってみた。

久々に秩父上野町店に行く。かなり辺鄙なところであるが、周辺に古本屋がほとんどないせいか、案外面白いものが転がっていることがあるのである(ただし、あまりにも遠いため収穫が何もない場合は悲惨である)。①-③を購入。

近くのカインズでシールはがし液を買い、屋上駐車場から目の前の景色を眺めると、ああ、山だなあ。よし、群馬に行ってみるか。

何故そう思ったのかは今考えてもわからないが、暇だったので群馬のブックオフを攻めてみることにしたのであった。県道44号と13号を北上していくと思ったより時間がかからず藤岡市へ。途中、神川町というところを通ったが、埼玉県人であったにもかかわらず、その存在を初めて知ったのであった。西側はわからぬ。藤岡店に行ってみたものの、思ったより広くなく、収穫は④のみ。

その後、高崎・前橋方面へ行くか、それとも太田方面へ行くかで迷うが、そういえばALSOを受けに前橋赤十字病院へ行った帰りに前橋近辺のブックオフに行って大した収穫がなかったことを思い出し、太田方面へ行くことにした。途中、本庄小島店、伊勢崎上泉店に行くが(いや、全然途中という距離ではないな、ははは)、大したものはみとめず、何だかなあと思ってたどり着いた407号太田飯塚店で⑤-⑧を購入。⑤は96年までの川端賞受賞作品を集めたもの。ある程度しっかりした作家の短編ばかりなのでとても読みごたえがある。

とはいえ、広い割には思ったほどの収穫ではなかったかなあ。ブックオフも大型店舗だから色んなものが置いてあるということはなく、大型になればなるほど、売れ線の家電や服やおもちゃばかりで、本は副次的な扱いになってしまっている気がする。

太田店を出たところで21時を過ぎ、もう周辺で開いているブックオフはないため、帰ることにしたが、とんでもないところまでよくもまあ来たものだと我ながらあきれるやらなにやら。近くにあったジャンクガレージで栄養補給して、のんびり帰宅したとさ。