備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.5.8その2 杉並書友会の巻

①雑誌聲1/2/4/5/6/7/8/9/10 丸善
②心の中を流れる河 福永武彦 東京創元社
③遁走 安岡章太郎 講談社
④意識通信 森岡正博 筑摩書房
⑤妖女のように 倉橋由美子 冬樹社
⑥我が父たち 津島佑子 講談社
⑦雲の都4/5 加賀乙彦 新潮社
⑧猫沼 笙野頼子 sutudio parabolica
⑨蜜蜂・余生 中勘助 岩波文庫

 

ワルツで大量に買いすぎたので一度購入物を戻し、高円寺へ出動。今回は少し値段設定高めかなあ。
①最初1周目で最後の方まで大したものはないなあと思ってみていたが、床に転がっていた雑誌に目をやると、「聲」ではないか。ちょうど吉田健一展を見たばかりであり、何だか運命的なものを感じた。一冊150円だし、たまに転がっているのは見かけるから、どこかで3巻も見つけられるだろう。きっと。
②初版の箱が赤いやつ。箱が破損しているためとんでもなくべらぼうに安かった。家で補修しようと思う。
⑤古書会館を出た後で、たまたま古書十五時の犬が空いているのをみ、入ってみた。相変わらず人がすれ違えないほど狭いが、店内は所狭しと天井まで本が積み上げられておりとても充実した在庫。しかし、新潮文庫の復刊は見た限りでは持っているものしか置いておらず、店内も何人か這いまわっていたため、店頭にあった⑤のみで早々に退出した。じっくり見たいが荷物が多いとそうもいかない。
⑥自転車で阿佐ヶ谷へ行き、銀星舎、コンコ堂、千章堂へ行くが、そこまでのものはなく、コンコ堂の均一で⑥を購入したのみ。その後、帰りのブックオフで何冊か。
⑦これで雲の都は揃った。
⑧初版のみ猫写真集入りである。
⑨これも文庫の初版であった。姉への思慕にあふれた一冊であり、これが面白かったせいで、後に全集を買ってしまうことになるのである。