備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2022.2.5/9/12/13

①碇星 吉村昭 中公文庫
②犯罪調書 井上ひさし 集英社文庫

③日本人の笑い 暉峻康隆 みすず書房
安楽死の論理と倫理 宮川俊行 東京大学出版会

宮本輝全集1/4/6 新潮社

⑥負の生命論 金森修 勁草書房

立原正秋 高井有一 新潮文庫
⑧小屋を燃す 南木佳士 文藝春秋
⑨聖母の贈り物 トレヴァー 国書刊行会

神の小さな土地 コールドウェル 新潮文庫
⑪続・心療内科 池見酉次郎 中公新書
ルーマニア日記 コンラッド 新潮文庫

⑬「阿佐ヶ谷会」文学アルバム 幻戯書房
⑭行列の尻っ尾 木山捷平 幻戯書房
ツェッペリン飛行船と黙想 上林暁 幻戯書房

⑯暢気な電報 木山捷平 幻戯書房


ここ最近の合間合間で寄ったブックオフと新刊から。
①何気なく手を取ってみたところ、解説が曾根博義だったので買ってしまったという。
②中編は岩波から出ていた中短編全集に収められている可能性があるが、井上ひさし集英社文庫は珍しいと思って買ってしまった。中短編集成はいつか集めたいものである。そして、劇作全集も新潮社から出ているのに長編全集は出てないんだな。そちらも徐々に集めていきたいものである。

⑤たまたままとまって転がっていた。これで持っていない巻は1冊のみ。

⑥こちらもたまたま手に取ると、第一章が実際にあった性病の人体実験を題材にした論考であり面白そうだと思って購入。

⑩⑫新潮文庫の復刊から。だんだん集まるペースが遅くなってきた。まあ残りも少ないからそうあってしかるべきではあるが。しかし、小山清のやつは自由が丘の古本市で買おうかどうか散々迷った挙句見送って以来見つからないのでもどかしい。うーん。

⑬-⑮新刊から。amazonで届く。ここ最近で木山捷平の全集を買い、幻戯書房の本もよかったので、周辺ものも買ってみた。
⑬阿佐ヶ谷会の人たちによる阿佐ヶ谷会のスケッチ集。知らない一面も見れて面白い。
wikiの記載やブログでみるような曰くつきの本。しかし、刊行当時は特に関係は問題なかったようで、あとがきの文章は故人に対する敬意の念にあふれていて、いい編集をされたんだなと思う(その後のことは知らんけど)。全集に加えてこの本を読むとまた違った面も見れると思う

⑯この本のことをすっかり忘れていた。全集から漏れた短編を収めている。いわゆる中間小説系の雑誌に載ったものがメイン。確かに全集に入っていたものと比べるとお色気だとか、飄々とした感じは変わらず、気持ちよく読める。木山作品を全く読んだことがない方はここから入ってみるでもいいかもしれない(まぁ「うけとり」や「耳学問」から入るのでいいとも思いますが)。