備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.12.29

①100分de名著 フランツ・ファノン 黒い皮膚・白い仮面 NHK出版
②非常時のことば 高橋源一郎 朝日新聞出版
③風を見たかい? 丸山健二 求龍堂
ユルスナールの靴 須賀敦子 河出文庫

⑤Hospitalist Vol.9 No.2 内分泌疾患2 MEDSi
⑥総合診療 2022年1月号 実地医家が楽しく学ぶ熱、炎症、そして免疫 医学書
⑦臨床雑誌 内科 2022年1月号 全身疾患としての乾癬 南江堂
⑧jmed77 比べてわかる!潰瘍性大腸炎クローン病 日本医事新報社
⑨ぼくとがんの7年 松永正訓 医学書

⑩魔法の樽 マラマッド 岩波文庫
⑪とんがりモミの木の郷 セアラ・オーン・ジュエット 岩波文庫
⑫秋のカテドラル 遠藤周作 河出書房新社
⑬薔薇色の門/誘惑 遠藤周作 河出書房新社
⑭新・装丁談義 菊地信義 白水社
⑮埴原一亟 古本小説集 夏葉社
漱石全集を買った日 山本善行/清水裕也 夏葉社
ユーモア・スケッチ傑作展1 浅倉久志編・訳 国書刊行会

 

「今年はこれで購入は打ち止めだろう」という舌の根の乾かぬうちにまた購入、といいつつ、今年は本当にこれで最後である(もう外に出れないので)。立川周辺での購入。①-④ブックオフ、⑤-⑨ジュンク堂、⑩-⑰オリオン書房ノルテ店。
今回のメインは⑤-⑨であったが、他にも購入したいものがあったのでうろうろした。
曾根博義の本。しかしこれは製本トラブルで延期になったらしい(ことをジュンク堂を出た後に知った)。
マラマッドの本。twitterで誰かが「テナント」を読みますという投稿を挙げていたのを見た。マラマッドの名前は聞いたことはあったけれどくらいであったので調べてみると、なかなか興味深い。さすがに「テナント」は高いので読まなかった時の代償がでかいと思い、そういや岩波文庫で出ていた「魔法の樽」ならいいかと思って探してみたら、置いてなかった。
ジュンク堂で並んでいたものはちょっとヨレていた。
というわけで、普段は新刊本屋同士のハシゴはしないのであるが、オリオン書房にも行ってみることになったのであった。
オリオン書房の方が面積そのものは狭いが、ジュンク堂と同様に全方位的に在庫は置いていて、医学書もあるのはプラスポイント。まず岩波の棚を見ると⑩は置いてあり、⑪もついでに購入。その後医学書の棚を見た後でまあいいかと思い、今度は⑰を探すついでに先に日本人作家小説の棚を見た。そうすると⑫⑬が平積みで置いてあり、そういえば買ってなかったと思い購入。小説棚の隣のコーナーが読書エッセイなどのコーナーで、目についた⑭⑮⑯を購入。
いずれもジュンク堂に行っただけでは買わなかったであろう。ジュンク堂オリオン書房で違うのが棚の高さと平台の有無である。ジュンク堂には本棚の傍には平台がない。その分頭から底までたくさん本を入れることができ在庫も多く入れられるのであるが、たくさんありすぎると途中で見るのが疲れてしまうのである。オリオン書房の棚はちょうどいい塩梅であった。また新刊が平台に並んでいると見やすい。しかし量が少ないということは、在庫センスが問われる。量もセンスもどっちも大事である。まあその前に色んな人に刺さるようにするか、特定の人にのみ刺さるようにするかでもわかれるし、そもそも売れなければやっていけないし、大変だな。売れなければいい本も出てこないし、自分はその支えになるのかはわからないが、これからも本を買い続けるだろう。