備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.12.22

脳卒中を診るということ 秋口一郎/山本康正 金芳堂
②「患者力」を引き出すためのスキル・ツールセット カイ書林
③夜の果てへの旅 セリーヌ 中公文庫
④私の信条 岩波新書
⑤続・私の信条 岩波新書
⑥余の尊敬する人物 矢内原忠雄 岩波新書
⑦ブルシット・ジョブの謎 酒井隆史 講談社現代新書
⑧最後の文人 石川淳の世界 集英社新書
⑨悲しみとともにどう生きるか 集英社新書

 

ネットサーフィンで買ってもよさそうな医学書の新刊を見つけたため、外勤終わりに新刊本屋へ。
①雑誌が特にそうなのであるが、 やはり単著もしくは少数精鋭による本の方がムラが少なくて読みやすい(もしくは合わないから買わない、の両極端になる)。
②こちらもあまり見たことのない切り口の本。カイ書林は、自分が総合診療系畑の人間だからかわからないが、刺さる本をよく出してくれる。
残りはふらふらしていたらついつい手に取ってしまったもの。ボーナスが入ったこともあって少し無駄遣い気味。まあいいだろう。ははは。
③旧版文庫は持っていたが、実家のどこかに埋もれてしまった。今回版が変わったのを契機に渡辺一民/永川怜二/中上健次による座談会と四方田犬彦による解説が追加されており、それ目的で買ってしまった。確かに版を変えるのであれば、それくらいのオマケはあってもよいと思う。今月の中公文庫の新刊で他に中野重治志賀直哉の文庫があったが、いずれも安岡章太郎網野菊による文章が追加されている。谷崎潤一郎の「盲目物語」も短編二編追加の上に「聞書抄」は挿絵入り(谷崎の小説の挿絵はなかなかよいものですよ。是非挿絵入りで読んでもらいたい。中公文庫のものは結構連載時挿絵も併録してくれているものが多い)、かつ正宗白鳥文芸時評入りである。最近の中公文庫は結構いいとこついてくる(と勝手に思っている)。
④⑤岩波新書の復刊から。
⑥ ④⑤の関連書として出ていたもの。
⑦ちょっと前に岩波から「ブルシット・ジョブ」という本が出て、非常に興味があったもののとても分厚いため敬遠していた。twitterでその訳者の方が新書を出したというのをみて、それでこれくらいなら読めるんじゃないかということで購入。
ブックオフで転がっていたのを見たが、まだ新刊で買えそうだったので見送っていたもの。
グリーフケア関連。