備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.11.7

中上健次と熊野 柄谷行人/渡部直巳編 太田出版
②追悼 丹羽文雄 大河内昭爾 鳥影社
③土と兵隊・麦と兵隊 火野葦平 新潮文庫
④碑・テニヤンの末日 中山義秀 新潮文庫
吉野太夫 後藤明生 中公文庫
蓮如1/2/3/6 丹羽文雄 中公文庫
⑦牛のあゆみ 奥村土牛 中公文庫
古事記物語 太田善麿 教養文庫
源氏物語 秋山虔 教養文庫
平家物語 長野甞一 教養文庫
⑪裏切りの哲学 若森栄樹 河出書房新社
リハビリテーション身体論 宮本省三 青土社
⑬新潮現代文学58/68/71/74/75

 

予定納税制度というクソ制度があり、それの期日が今月だということをすっかり忘れていた。そのはがきが家に届いていて、腹が立ってしまった。ということでブックオフのハシゴ。まあ何やっているんだかという感じではある。今回は文庫で良い収穫。
④着々と何だかんだ新潮文庫の復刊がそろっていく。
⑧⑨⑩旺文社文庫とフォルムは似ているが今は亡き文庫である。会社自体も赤字で2002年に消失したらしい(社会思想社 - Wikipedia。大学赤本を出している世界思想社教学社とは別モノらしい)。確かに何だかなあみたいな文庫も多く出ているのであるが、今回買ったような"若い人への古典案内"のような良書もあり、書いている人も一流である。こういったものはどこかで復刊してほしいものである。
⑪"裏切り"って何か異様に惹かれますよね。私だけ?
⑫立ち読みしてみたが中々類はなさそうで面白そう。
⑬とあるブックオフに大量に転がっていて、これまで読んだことのない作家のものを購入。今回買ったのは、田久保英雄(「花闇」「深い河」)、柴田翔(「されど、われらが日々ー」「鳥の影」)、高井有一(「夢の碑」「真実の学校」)、山口瞳(「江分利満氏の優雅な生活」「人殺し」)、田辺聖子(「感傷旅行」「文車日記」)。こういった全集物は読まれず売られることが多いので状態も良いことが多く、かつ今絶版であるものが安価で読める。おススメである。