備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2021.9.23

トリエステレの坂道 須賀敦子 みすず書房
②地図のない道 須賀敦子 新潮社
ギリシア悲劇 呉茂一 教養文庫
④掘るひと 岩坂恵子 講談社
⑤昔話の発見 武田正 岩田書院
⑥コミュニケーション・スタディーズ 世界思想社

夕飯を食べに行ったついでにブックオフのハシゴ。
①②須賀敦子をこれまで読んだことがなかったので。
奥野健男の「越境する文芸批評」を読んでいて、一応褒めている部類として書かれていた(それと同時に、奥野健男は文学に対して真面目すぎだなとも思った。60年代以降衰退する一方だと嘆いていた)。この人の存在は知らなかったが、この集に収められているのはいずれも新潮と群像に掲載されたものだけなので、一応実力は折り紙つきなのであろうと信じて購入。さてどうであろうか。