備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2020/10/10

①天才だもの。 春日武彦 青土社

②家族の違和感親子の違和感 春日武彦 金子書房

③本当は不気味で怖ろしい自分探し 春日武彦 草思社

④白鯨 メルヴィル 岩波文庫

⑤妊娠カレンダー 小川洋子 文春文庫

⑥訪問診療の診かた, 考え方 大久保光夫 中外医学社

 

髪を切りに都心へ。そのついでに購入。

行った本屋で春日武彦のコーナーがあり、これまでみたことなかった①-③を購入。

④前回購入した「恐怖と不安の社会学」で触れられていたため。

⑥は今後訪問診療研修が始まることをみこしてということだが、しかし在宅医療の棚に並んでいた本はどれも似たりよったりであった。まあどれでもいいかということで診かた、考えかたシリーズでまずは購入。軽く読み通せるものでまずはやってみましょうか。

 

そのまま家に帰り、①を読みふける。ことごとの挿話は面白いものの、しかし結局、天才ってなんなのだろう。というモヤモヤ感は残った。そして、翌日にこの本について話題になったときに、話し相手への説明の仕方に困った。

「天才は、定義をしようとすれば容易でないにもかかわらず、「天才」の一言でほぼ意味が通じる。だからまず定義を明確化してから尋ねろと返答するのは、おそらく天才と称することが思考停止に近い営みであるかの不快感を惹起するからではないのか。天才という言葉は、そんな具合に誰の心にも揺さぶりをかける性質を帯びている」

これに尽きる。