備忘録、的なもの

本との日常 購入日記その他

2020.7.4/5

永井荷風 磯田光一 講談社

②評論 永井荷風  中村光夫 筑摩書房

③生命学に何ができるか 森岡正博 勁草書房

④あなたまかせの物語 レーモン・クノー 国書刊行会

⑤棕櫚の葉を風にまかせよ 野呂邦暢 文遊社

⑥私家版 精神医学事典 春日武彦 河出書房新社

⑦新柳集 泉鏡花/澁澤龍彦 国書刊行会

⑧消しゴム ロブ=グリエ 光文社古典新訳文庫

 

7.4

仕事を早々に終わらせ、久々に高円寺の古書会館へ。コロナ対策として入り口での検温をしているが、果たしてどこまで効果があるのやら。しかしクラスターが発生したらリスクの高い高齢者だらけであるからまあやらざるを得ないのか。棚もいつもと比べて1列減らされていて、その分床の陳列が多くなっていた。1周見まわしてみてあまり大したものはなく、この間荷風全集を買ったこともあるし、これまで手を出してこなかった①②をちょうど見つけたので買うことにした。その後で近くのブックオフで③を購入。

その後郊外型スーパー銭湯に行き、のんびり。ほどほどの混み具合であったがリラックスできた。

 

7.5

昼ご飯を食べた後大型書店へ。色々漁って④⑤⑥購入。

④はまとめてクノーの本を買ったときには見つからず、クノーへのインタビューも載っていたので購入。水声社から出ている自伝は高いのと分量が多いこともあり、あらかた読んでから買うことにする。

⑤は「白桃」を以前高校の時に読んだ記憶があり、ということで。

⑥のコンセプトは面白い。連想方式で書いていくというのは順繰りに読んでいくことを示唆しているし、読ませる自信もあってのことだろう。項目も精神医学事典を謳っている割に何これみたいなものもあるし(三島由紀夫、星への旅など)、かといってそういう項目に魅力的なものを感じたから買ったというのもある。ただの事典だったら自分はいらんし。にしても、3年前の本なのに棚に平積みにされていた。でなけりゃ今回見つけることもなかったわけで、こういうことがあるからやはりamazonだけで終わらせなくて本屋に行きたくなるのだ。

別な大型書店へ行き、ビニールのついた⑦を購入。袋がもらえないんだとすると帯がついているものは持ち運びが不便。あんなしょぼい袋に金をかける気にもならんしどうするんだよなあ。いずれ帯不要論が出てくるのだろうな(もうあるのかもしれない)。

7.4/5の2日間でブックオフ4軒ハシゴしてR.E.M.のアルバムを7枚購入する。Automatic for the peopleは素晴らしいが、I.R.S.レーベル時代の方が総じて出来はよい印象。